中華民国時期の南京都市計画の策定過程と実施状況（1919-1928）に関する研究

摘要

「近代南京市都市計画策定過程と内容に関する研究」1）と題し、rn中国?長江流域の古都、南京の都市形態に関する調査研究を継続しrnている。とりわけ、20世紀初頭の近代都市計画案の実施が伝統的rnな都市構造に与えた影響と空間的な変容過程に注目している。本稿rnでは南京の都市形態的特徴を考察する前提として、1929年に蒋介rn石主導により立案された「南京首都計画」2）の策定過程および実施rn状況について詳細を明らかにすることを目的としている。