観光開発による創作的景観の形成過程と地域住民評価に関する研究：中国上海市金山区中洪村における農民画を題材とした観光開発を事例として

摘要

中洪村では農民画そのものの文化的価値の定着後、更なる発展を目rn的とした観光開発の中で、客寄せの観光資源のひとつとして有限会rn社と画家が中心となって創作された。創作内容は住宅壁面への農民rn画の展開であり、壁画の題材そのものは従来の農民画と同じであっrnた。観光客へのアピールを狙った開発により、個々の敷地では従来rnのオモテ空間とは別に観光客に壁画を見せやすい方向にオモテ空間rnが付加されることで村全体に来訪者を意識した東方向をオモテとしrnた方向性が発生しつつあることを明らかにした。