街なみ環境整備事業をきっかけとした住民主導のまちづくりの発展状況に関する研究: 鳥取市鹿野町鹿野地区を事例として

摘要

(1)鹿野町の街環事業は約20年間に渡り，初期は行政主導rnで仕組みやハード整備が実施され，そこで生まれた場やrn施設を住民主導で利用管理している。街環事業をきっかrnけにまちづくり協議会などの住民団体が設立することで，rn空き家活用やイベント等が増加し現在まで継続している。rn(2)中心的な住民団体であるいんしゅう鹿野は自己収益があり，取り組みは年々増加するとともに多岐にわたる。rn(3)鹿野地区で住民主導の活動が活発化したのは街環事業rnでハード整備に加えて住民が主体的に活動できる仕組みrnがつくられたこと，住民団体が自己収益により活動を継rn続・拡大する力を持ったこと，地域間連携を通して新たrnな活動を柔軟に取り入れたことが関係しているといえる。