河川水路空間の現状と隣接環境長野市中心市街地における隣接環境との関係からみた河川水路空間の構成 (1)

摘要

近年、多くの地方都市で中心市街地の衰退に対し、地域rn資源を活かした再生が着目されている。水路や路地は、都rn市開発の流れに必ずしも同調しない歴史的経緯をもったrn地域資源であり、中心市街地活性化のもと整備を行う自治rn体も多い。長野市中心市街地には河川の支流が東西に横断rnしており、開渠や暗渠化による歩行者専用道路など、多様rnな水路の利用がみられ一部で遊歩道として整備が進めらrnれている。今後整備を進める上で、画一的な手法にならずrn現状の土地利用と関連した有効な活用計画を立てるには、rn水路だけでなくそれらが通過する環境一体をひとつの「河rn川水路空間」として捉え、検討を行う必要がある。