打撃加振時の加速度応答解析によるサイディング外壁の健全度評価に関する基礎的研究

摘要

本研究ではサイディング外壁の内部劣化，特にサイデrnィング材パネルの取り付け金具の劣化の検知に関して有rn効である指標について検討を行った。本実験の範囲におrnける考察を下記に纏めた。1 次卓越振動数及び伝達関数を用いた応答倍率，剛性相rn当値では内部劣化の検知が可能であった。しかし，応答rn倍率については基準とするセンサの配置を検討する必要rnがある。最大加速度比等についてはCase4 での劣化の検知rnができたため，本計測とは異なったセンサ配置による計rn測から指標の有効性を再確認することが必要である。rn今後の研究として下地の腐朽やパネル固定位置の変化rnといった劣化パターンを増やした計測を行い，指標の有rn効性をさらに検討し，内部の劣化状態の推定を行う予定rnである。さらに，本計測は加速度センサ2 個での計測，解rn析としたが，加速度センサをさらに増やし細かく配置すrnることで，サイディング外壁内部の劣化位置の推定に発rn展させていくことにも取り組んでいきたい。