国鉄在来線黄金時代の軌跡第76回九州各線優等列車(その9)

摘要

山陽新幹線区間である新人阪〜岡山間は、開業以来当初予想を上回る利用客数の伸びを示していたことで、1973(昭和48)年3月1日には、東京〜岡山間に「ひかり」5往復を中心とした列車増発が実施される。これに伴い、新幹線接続の九州行き列車として同日から岡山〜大分間に「みどり2—1号」、3月20日(上り21日)から岡山〜熊本間に「つばめ2一7号」が設定され、「みどり」は2往復、「つばめ」は8往復体制になる。両列車とも編成は、関西〜山陽/九州間485系特急の標準である自由席3両連結の11両とされた。