首都圏第三世代新系列車両6233系

摘要

2014(平成26)年3月15日ダイヤ改正に先立ち、同年2月より2233系6000番代の営業運転が開始された。しかし、同番代の配属を見据えスムーズに移行できる改正は、前年の2013(平成25)年3月に行われていた。まず、同ダイヤ改正の動向を振り返ってみたい。所属区である缣倉車両センター（横クラ）への人出区は、最寄り駅の大船から根岸線·京浜東北線を経て横浜線への送り込み運用として継続された。八王子〜大船間を直通する列車は1日4往復（土休日3往復）が維持され、平日ダイヤでは朝方の19K運用が、橋本発718K大船着後→折り返し819K八王子行となり、ほかの3運用は9時から10時にかけて03K·47K·11Kの順に入区。夜間带21時以降に47K·11K·03Kの順に再出区となる。また土休日ダイヤは1日3往復となり、8時から9時台にかけて19K·49K·37Kの順に入区。16時以降は37K·49K·19K·の順に再出区。この結果、夜間における横クラへの人区率はなく、運用車両中すベての編成が他区所での夜間滞泊(橋本·東神奈川など）となる特異な車両基地となった。