クハ455-700番代

摘要

60-3改正が国鉄急行型電車を使用した急行列車の終焉というならば、国貌急行型電車自体の終焉という時代もくるはず。それが危惧されたのは、いまからさかのぼること約4年前、北陸地区の475系が淘汰された2015(平成27)年3月改正であった。当時、全国的に見ても国统急行型電車は絶滅危惧で、まさに北陸地区は「最後の砦」。残念ながら、同ダイヤ改正により編成単位としての急行型電車は営業線上から姿を消してしまった。しかし、編成中に組み込まれた車両を含めれば、幸いなことに完全消滅とはならながった。