門司機関区所属機のディテール•1 EF81〔300番代/EF81 303〕

摘要

門司機関KにおけるEF81運用の歴史は、1973(昭和48)年に関門区間の列車增発用として製造された301·302号機からはじまる。1987(昭和62)年の分割民営化によりJR貨物の管轄となり、2018(平成30)年12月時点では19両の配置だが、このなかには休車中の車両も含まれる。基本番代からJR貨物によるリピート生産機まで多彩な顔ぶれが特徴で、本州の貨物用EF81運用拠点であつた富山機関区との転出·転入履歴が見られる。稼働車については、運転状況記録装置の取付といった省令対応工事が施工済みとなつている。