UMAアーキテクチャによるグラフィックス・コントローラの設計事例

摘要

第5章で設計したマルチポートSDRAMコントローラを使い，共有メモリ・アーキテクチャ（UMA）を採用したグラフィックス表示システムの設計事例について解説する．ここで設計する画面表示コントローラは，マウス・カーソルやテキスト文学，さらにドット単位のスクロールが可能なグラフィックスなどを重ね合わせ表示可能である．そして最後に，表示画面モードによってSDRAMの帯域がどの程度グラフィックス表示のために使われるか，実際のSDRAMアクセスのバス波形を各種条件で示しながら解説する．