3Dテレビや電子ブックの碁盤となる電子製品が続々:FPD lnternational 2010

摘要

東芝モバイルデイスプレイは，インチクラル・イメージンク（光線再生）方式を採用した「クラスレス3Dディスプレイ」を展示した（写真1).インチクラル・イメージンク方式とは，視聴位置に応じて位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出す方式である．視聴者は左石それぞれの目で異なる映像を捉えることで，専用メガネなしで3D映像として認諭できる．同社ではこの原理を応用し，独自の映像処理技術により九つの映像（9視差映像）をリアルタイムに生成し，滴晶パネルから垂直レンチキュラ・シートを通して映し出すことで，裸眼3D映像を実現しているという．本技術を用いた製品として，「クラスレス3Dレクザ（REGZA）GLlシリ　ーズ」（20V型「20GLl」と12V型「12GLl」の2機種）を12月下旬から発売する予定．