ナレッジマネジメントのSE 業務への適用

摘要

富士通のソリューションビジネスグループのSE部門にて，1997年から始めたSolutionNETと名付けられたワークスタイルの変革活動は，野中郁次郎氏のSECIモデルのスパイラルアップの考え方を取り入れたナレッジマネジメント（以下，KMと略す）による業務改革の推進です．その方針は知識を特別に意識することなく，日常の仕事の中から生まれるアイディアやノウハウを自然に蓄積していくことで，皆が利用していくようになることを目指していました．