アウトサイドイン指向ソフトウェア工学に向けて

摘要

今後のソフトウエア工学の展望としてアウトサイドイン指向ソフトウェア工学についてrn述べる．アウトサイドイン指向とは，コミュニティの外部にいる顧客への価値提供を目的rnとして製品やサービスを開発する活動のことである．特定の開発手法やツールを指すのでrnはなく，研究開発を進める上での基本的な考え方や姿勢を指す．ソフトウェア工学の研究rnコミュニティの中で生まれた成果をソフトウェア開発現場に導入するというインサイドアrnウト指向の技術移転では一方通行のコミュニケーションになる．アウトサイドイン指向ソrnフトウェア工学では，現場が必要とするソフトウエア開発技術をダイナミックに再構成しrnて供給する．