DAC2016参加報告: 半導体開発技術に関する世界最大の国際会議•展示会

摘要

DAC(Design Automation Conference)は1964年から続くEDA(Electronic Design Automation,半導体の開発技術)分野で世界最大の国際会議兼展示会である。2016年は53回目でテキサス州オースティンのオースティンコンペンションセンターで開催された。参加者数は約6,000名で，同じくオースティン開催だった3年前に比べて100名増えたが，シリコンバレーに近いサンフランシスコで開催された昨年に比べて1,000名ほど減った。学会としては，投稿数674本に対して採択数152本(採択率22.6%)。地域別では北米42%,EU24%,アジア30%,中東3%,その他1%となっている。展示会としては，フロア面積約20,000m~2(パシフィコ横浜と同程度)に約190社からの出展があった。