バイオのカで土壤·地下水净化浄化をする「デクロパワー工法」の開発

摘要

平成22年の土壌汚染対策法の改正では、それまでの掘削除去偏重主義による搬出汚染土壌の不適切な処理、埋戻し土壌の過剰消費、最終処分場の残余容量の逼迫、過大な浄化対策コストの経済への影響などへの懸念から、掘削除去以外の汚染土壌対策が奨励されることとなつた。当社では、土壌汚染対策法の改正以前から、バイオレメデイエーシヨン工法、鉄粉工法、酸化剤工法などの原位置浄化技術による揮究性有機化合物(VOC)の浄化に取り組んでいるが、本稿では、自社開発した栄養剤を使用したバイオスティミレーション工法であるデクロパヮー工法を紹介する。