金津村田製作所、913kWhの蓄電システム導入太陽光と組合せ使用電力100%再エネ化へ

摘要

村田製作所は、生産子会社である金津村田製作所(福井県あわら市)において蓄電システムを導入した。このシステムなどにより同事業所での使用電力を100%再エネ化する。金津村田製作所では、蓄電容量913kWhの蓄電システムを自社所有の資産として導入した。これと638kWの太陽光発電システムを組み合わせ電力供給を行うとともに、太陽光発電では賄いきれない不足分の電力を電力会社から購入するもので、購入する電力は100%再エネ由来とする。太陽光発電による年間の発電量は約73万kWhを見込み、金津村田製作所で使用する電力の13%程度を賄う規模になる。大規模ソーラーパネルと蓄電池ュニットに、生産計画·電力消費·気象情報·発電予測の各情報を統合管理し、リアルタイムでエネルギー使用の最適化を行うことができる独自のエネルギーマネジメントシステムを組み合わせ運用する。