水力発電、新たなビジネスモデルの構築や新規参入続く: 海外メーカーの輸入促進やファイナンススキーム活用

摘要

水力発電は、国産エネルギーの貴重なベース電源として重要性が増している。固定価格買取制度の導入で中小水力発電の開発促進も期待されていたが、現状では急速な進展は見られない。もともと開発には数年が必要で、太陽光発電のような急激な伸びは見込めなかったが、発電機の生産能力に限界があるなど課題も明らかになってきた。そのなかで新規参入者も増え、新たなビジネスモデルの構築も始まった。