「みなと」まちづくり【船川港】

摘要

昨年3月、旧男鹿市と旧若美町の合併により誕生した男鹿市は、秋田県臨海部のほぼ中央、日本海に突き出た男鹿半島を市域とし、北は三種町、東は大潟村、南東は潟上市に接し、県都秋田市からは40kmほどの距離に位置します。男鹿半島は米代川と雄物川の運搬土砂の堆積によってできた砂州で本陸と結ばれた陸繋島です。冬季は日本海からの季節風が吹きつける積雪寒冷地ですが、内陸部に比べ降雪量は少なく、比較的温暖な地域となっています。豊かな自然景観に恵まれ、昭和48年には当時、全国で唯一1市単独による国定公園の指定を受け、東北有数の観光地として知られております。また、大晦日の夜に市内各地で行われる「なまはげ行事」は国の重要無形民俗文化財の指定を受けており、全国的にも有名です。