ロサンゼルス港の大気汚染対策への取り組みについて

摘要

今からちょうど100年前の1907年、ロサンゼルス市港湾委員会が創設され、ロサンゼルス港の発展は始まりました。今では米国一の港（貨物取扱量846万TEU/2006年）にまで成長し、ロサンゼルス税関区では年間3,000億ドル以上の税収を計上する程となり、背後圏の巨大な消費マーケットを支えております。このロサンゼルス港が位置するサンペドロ湾には隣接してロングビーチ港があり、両港で昨年は1,500万TEU以上もの貨物を取り扱いました。これは米国内のコンテナ輸入取引の40％強に相当するものであります。