山形県酒田海洋センタ一

摘要

酒田港は最上川の河口に発達した港で、古くから日本海沿岸や内陸河川交通の要衝として多くの豪商が軒を並べ、1672(寛文12)年には河村瑞賢による西廻り航路の開拓で繁盛し、北前船の寄港地として繁栄を極めていました。近代に入り、1929(昭和4)年に第二種重要港湾に指定されて以来、山形県の海の玄関口として着実な発展を続け、現在では「リサイクル貨物機能に係る日本海側拠点港」に選定され、北港地区を中心にリサイクル関連企業の立地•稼働が進み、リサイクル貨物の取扱量も順調に伸びています。また、2016(平成28)年にはコンテナ貨物取扱量が3年連続で最高記録を更新、2017(平成29)年には本県初の外航客船の寄港が予定されており、更に「ポート•ォブ•ザ•ィヤー2016」に選定されるなど、新たな時代の港へと躍進しています。