初三郎の鳥瞰図で地域や港の将来を考える: 鹿児島県鳥瞰図と川内町商工会発行絵葉書を見て感じること

摘要

吉田初三郎を知ったのは1年前の6月だった。ちょうどその頃、鹿児島県の川内(せんだい)港で長期ビジョンの検討が開始されたところで、昭和6年に初三郎が描いたとされる鹿児島県鳥瞰図を調べてみた。初三郎の鳥瞰図は地域や港の将来を考える際にとても役立つと考えるようになった。