縦型回転撹拌混合方式を用いた矩形中層改良工法の改良機構と施工事例: ツイン・ブレードミキシング工法

摘要

最近の地盤改良工事では，①品質・施工効率の向上，rn②コストの縮減，並びに③環境負荷の低減などが大きなrn課題となっている。こうした要請こ応えるため，鉛直方rn向に地盤を回転撹拌するツイン・ブレードミキシング工rn法（以下，TB工法と略す）を実用化した。同工法は，rn直径φ1.5mの縦型（鉛直）回転する一対の撹拌翼に，rn高さ300mmの櫛状撹拌ブレード4枚を取付け，固化材スrnラリーと現地土を高効率に撹拌混合することを可能としrnた。