首都高速道路におけるトンネルの維持管理と防災対策

摘要

首都高速道路は，昭和37年の京橋～芝浦間(4.5km)に始まり，平成26年4月現在で延長301.3kmが供用しており，平成24年12月で最初の供用から50年を迎えている。昭和37年の供用区間に汐留トンネルが含まれ，開削トンネルとして50年が経過しているほか，昭和39年に首都高で初めて沈埋トンネルを供用している。平成14年には飛鳥山をNATM工法により施工し，近年は山手トンネルなどをシールド工法にて施工し長大トンネルとして供用している。