JSCA建築構造士

摘要

(一社)日本建築構造技術者協会(JSCA)が社会に推薦しうる構造設計者として認定する資格がJSCA建築構造士である。1993年に建築構造設計の専門資格「建築構造士」としてスタートし，建築士法の改正により2006年に構造設計一級建築士が創設されたことを受けて制度の見直しを行い，「JSCA建築構造士」として現在に至っている。構造設計一級建築士を受験要件の一つとしており，建築構造の専門家として，地盤·基礎を含めて構造計画の立案から構造設計図書の作成および構造監理までを統括できる優れた実務能力を有するとともに，説明力や倫理観を備えた者として認定している。