函体推進•けh引工事における箱形ルーフに関する新たな試み: R&C工法線路下横断工事：新安原Bv，愛発Bv

摘要

非開削の函体推進'けh引工法（図-1)の1つであるR&C工法は，土かぶりが小さくても施工可能なこと，場所打ちや工場で製作された品質の高い函体を用いることができることなどの特徴がある。しかしながら，先行施工する防護ェとしての箱形ルーフの施工精度（出来形）が後に推進•けh引される函体の施工精度につながること，また面体推進•けh引に伴う箱形ルーフの移動によって，その施工精度の状態によっては軌道への影響が生じる要因になる場合も多く，箱形ルーフの施工には特に留意する必要がある。