連続鋳造用モールドフラックスにおけるCaF_2の役割とカスピダインの結晶化機構の解明

摘要

本研究では連続鋳造用モールドフラックスの基本系であるCaO-SiO_2-CaF_2系に着目し，気体流通法を用いて各種成分の活量を測定し，~(19)F固体NMRの手法を用いてガラス中のFの存在形態を決定する。これらの結果を併せてスラグ中のCaF_2の活量と構造の関係を明らかにし，スラグ中におけるCaF_2の役割を明らかにした。