企業力向上プランについて: 京都のライフラインを守り続ける「人」と「職場」の力の更なる高みを目指して

摘要

1200年に及ぶ悠久の歴史が流れる山紫水明の美しいまち、京都に暮らす市民の皆様の健全で快適な暮らしを支える公共下水道事業は、先人達のたゆまぬ努力により、本年で85年を迎えました。昭和5年に失業応急事業として開始した本市の公共下水道事業は、本市の重点施策として着実に発展し、平安建都1200年（平成6年）までに、市街化の必要な区域全域の整備を実現しました。また、本市の公共下水道事業は、市内の生活環境の改善はもとより、琵琶湖•淀川水系の中流域に位置する都市として、良好な水環境を守っています。近年、全国的に、台風に伴う広域で長時間に及ぶ大雨や、異常気象や前線停滞による局地的な集中豪雨が頻繁に発生しています。本市では、防災•河川•道路担当部局と当局が連携を図り、「雨に強いまちづくり推進計画」を策定し、治水対策•浸水対策を推進しています。