編集後記

摘要

1. 4月です。新年度です。しかし、新型コロナウィルスの脅威が口常を覆いつくし、気分良く新年度を迎えようという気持ちには全くならないという方がたくさhいらつしゃるかと思います。国を挙げての封じ込めが功を奏してほしいと祈る一方で、状況はほとhど改善していないようにも感じられます。大きな災害時にも思うのですが、こhな時、何でもない口常がいかに有難いものか、改めて実感します。のつけから暗い話題で大変恐縮ですが、少しでもやく、元の平穏な毎日に戻れることを願うばかりです。 2. さて、気を取り直して、今号のテーマは「オリンピックと下水道」です。いよいよ今年度の夏に迫ったオリンピック開催に因hで、オリンピックが下水道に与える影響性 等を紐解きます。昭和39年の東京ォリンピックでは、新幹線や首都高などのインフラの整備とともに、東京の下水道整備が急速に進められました。また、昭和47年に冬季オリンピックが開催された札幌市でも、オリンピックを契機に積極的に下水道整備が進められました。さらに、平成10年に冬季オリンピックが開催された長野市※では、開催決定後、急速に普及率が上昇しました。こうしたオリンピックを契機とした下水道の整備、環境改善等の歴史を取り上げます。また、東京2020大会では、成熟社会の日本、震災復興を進める日本の姿を世界が注目する中、その成功を支える下水道の技術力、強靱化、環境改善の取組等、現在の下水道の役割及び貢献策等を取り上げます（※今回、長野市様の記事はございませh。）。