部品内蔵配線板「EOMIN」による大規模モジュール技術を開発

摘要

太陽誘電（株）は、銅コアを有する部品内蔵配線板「EOMIN」を用いた大規模モジュール技術を開発した。同社では、2006年に部品内蔵配線板「EOMIN」を商品化して以来、内蔵部品の高精度実装やビアホール•銅配線の微細化、銅めっき接合の高信頼性化など、部品内蔵技術の高度化を進めてきた。そして今回は、およそ10cm~2の基板内にモバイル通信用デバイス（SAWフィルタ/デュプレクサ）などを含めた数百個もの部品を内蔵するとともに、基板上にも同規模の部品を実装できる大規模なモジュールを生産する基礎技術を開発。さらに、同社独自のシールドモールド技術と「E0MIN」の特徴であるノイズ耐性を組み合わせることで、各回路のノイズ干渉を防止し、電源回路や高周波回路など、さまざまな回路を1つのモジュールに搭載することが可能になった。