入札参加者ゼロの工事の解消を目指します: 名古屋国道の現場力，不調不落対策

摘要

不調不落の工事は，維持修繕工事を中心に増加傾向にあった。名国においても平成19年度における維rn持修繕系の不調不落は，全国平均を大きく上回る5割を超えた惨憺たる状況にあった。適切な道路交通サービスを提供するためには工事の発注は欠かせない。このため，平成20年度より，名国独自の不調不落対策を実施することとした。これにより，不調不落工事は平成20年度後半から順次減少し，平成21年度にっいては現在のところ発生していない。本稿では，この名国の不調不落対策について述べるものである。