神戸国際港都建設計画東灘山手地区土地区画整理事業

摘要

本事業は昭和40年から事業に着手したが、事業当初は地区住民等からの大規模な反対運動があった。そのため、地区住民等と先駆的事例となる協議会を設けることにより、未開通だった阪神間の重要な幹線道路で ある山手幹線開通を促進しただけでなく、地域コミュニティを育てるための公園計画の見直しの検討等、当地区のまちづくりを大いに推進した。その後の全国的な協議会方式によるまちづくりの方向性を示したことか らも高く評価できる。