超臨界水処理による再生アスファルト舗装用骨材のセメントコンクリートへの適用

摘要

超臨界水は，反応溶媒としての分解効率が非常に高く，人体や環境に無害な材料である。そのため，超臨界水rnを用いた廃棄物処理は，有機溶媒や焼却などの必要がない，環境にやさしい技術として注目されている。本研究では，rnこのような超臨界水を利用して，アスファルト舗装発生材から再生した骨材のセメントコンクリート用骨材としてのrn適用を試みている。本実験では，超臨界水処理によりアスファルト混合物から再生した粗骨材および細骨材を用いてrnコンクリート試験体を作製し，その強度および耐久性に関する基礎物性試験により，コンクリート用骨材としての適rn用性について検討した。