循環型機能紙システムにより紙ごみと廃棄物の有効利用を促進

摘要

大阪府南部の泉南市に本社工場を置く山陽製紙は，設立以来古紙を利用したクレープ紙の生産を続けてきた．製袋用クレープ紙で国内No．1のシェアを誇る同社だが，その需要は第1次オイルショック以降減少傾向が続いているため，最近はクレープ紙メーカーとしてのノウハウを活かし製袋用以外の用途開拓を積極的に展開している．rn今回，同社の製品展開をリードする原田千秋?専務取締役および中村秀人?取締役開発部長の両氏に独自な事業戦略の概要と今後の展望などについてお聞きした．