立川市，有料化と戸別収集を導入へ

摘要

立川市は，6月25日に家庭ごみの個別収集と有料化の基本方針案を示した。同案では，平成25年度の秋頃をめどに戸別収集と有料化を導入したい考え。 有料化の対象となるのは，燃やせるごみと燃やせないごみで，容器包装プラスチックやその他ブラ， ペットボトル，有害ごみなどは対象から外れる。徴収方法は。排出量に比例する単純重量制を採用する。手数料は，多摩地域で有料化している自治体と同程度とするため，一世带当たり月500円または1ℓ辺り2円とし，袋の人きさごとに料金を設定する。有料化の実施にあたっては，生活保護受給世帯や障害者のいる非課税世帯などは滅免措置を講じる。 現在，同市では家庭ごみの收集は集積所方式で行っているが，戸別収集に変更する。集合住宅は, 今後も集積所で回収するが，それ以外の集積所は原則として廃止する。 有料化と戶別収集を突施することで，減量化を図り，既存の焼却炉の負担を軽滅が図れるとし，さらに最終処分場への搬入量減少することで，東京たま広域資源循環組合への负担金も減る。その他，ごみの発生抑制と減量，リサイクルの推進，ごみ処理費用の負担の公平化，排出者責任を明確にできることなどのメリットを指摘した。 同市では，7月20日までパブリックコメントを行うほか，住民説明会を実施した上で，平成25年度 秋頃に取組を開始する方針。