防食鋼管40年の思い出: （第10回）＜配管ビジネスマンはかく闘えり＞

摘要

1．趣味は共同記者会見 　筆者が防食鋼管（樹脂ライニング鋼管、亜鉛めっき鋼管、耐溝食鋼管）に関する広報活動の一環として、業界紙に対するプレス発表を本格的にやる様になったのは、1978（昭和53）年のことである。 　WSP（日本水道鋼管協会）に入職したのは1968（昭和43）年であるから、丁度10年を経過した時である。 　それまでWSPの事業活動にはプレス発表などという項目は存在していなかったと言っていい。　当時は一部の新聞社（水道・設備系）との接点はあったものの、沢山の新聞社を一同に集めて共同記者会見を開催する様なことはなかったのである。