バイポーライオン空気淨化システム〈酸素イオン分子よるIAQ (室内空気質）のグレードアップと省エネ〉

摘要

室内で微細粉じん、化学物質、VOC、臭気などの発生がある工場、病院、ナーシングホームなどの施設では、それらを希釈するために大量の外気が導入されており、空調エネルギーロスとなっている。これらの一つのソリューションとして、中央空調装置の給気チャンバ一または、ダクト内にバイポーライオン発生チューブを挿入、酸素イオン分子を発生させて、空調スペース内の汚染物質を効率的にアクティブに浄化するシステムがある。ここでは、新築、リニユーアルを問わず容易に適用でき、外気導入量削減とIAQのグレードアップが可能なシステムを紹介する。特に、ASHRAE 62 IAQP基準によって、これらの空気浄化システムを導入した場合、外気量を極限まで減少可能なアメリカで普及している。