TBS戸田送信所受変電設備更新工事

摘要

1991年より送信所に設置されて以来、約23年間運用してきた受変電設備を更新した。設備の仕様、保護連動の動作、保護継電器の整定値などを改めて見直し、近年での運用実績を参考に更新作業を行った。過去に生じた事故の再発防止の他、設備容量の最適化、設備保守時の柔軟性、保護協調の見直しなど、さまざまな点を改善した。更新工事は、高圧盤、低圧盤、直流電源切替分電盤、端子盤、高圧引込ケーブル、遠方制御用端局装置など非常用発電機設備を除く大規模な更新工事となった。