統合型IP方式によるSTVラジオ新道内配信回線の構築

摘要

これまで10年以上に渡って取り組hできたラジオ次世代回線への移行についてBSU回線サービス終了期限までに無事完了を迎え、担当者としては胸をなでおろしている。また、今回構築した新道内配信回線により、端末機器の冗長化、サブコーデックの常時接続化とその自動切替対応、主回線•副回線のキヤリア冗長化を実現し、テレビ/ラジオ統合監視に向けた省力化と放送伝送システムの強靱化を同時に達成することができた。さらには、統合型IP方式の採用により、毎月の回線費用は約40%削減、新システム構築に要した初期費用も数年で回収できると試算しており、経費削減にも貢献できたと自負している。