コロナ禍におけるエネルギー消費量調査について

摘要

本協会調査事業の建築物エネルギー消費量調査報告書「第43報」は、令和1年度のエネルギー消費量を調査している。すなわち、令和1年(平成31年)4月から令和2年3月までのエネルギーデータの調査となる。したがって、コロナ禍のエネルギーデータとしては令和2年の1月から3月までのデータとなるため、前年度のコロナ禍ではない時のデータと比較して評価するには難がある。コロナ禍における対策の進埗状況や普及度により変化の度合いが異なるため、1年間を通した比較検討が重要となる。