RGB-Dカメラを用いたHMIの動向と車載利用への可能性

摘要

In recent years, RGB-D cameras which can acquire not only RGB color information but also depth information are released for game controller. These cameras open for the use to HMI (Human Machine Interface) rapidly. In this article, we introduce RGB-D cameras and the trend of the companies about RGB-D cameras. Finally we examine possibility of the in-vehicle HMI systems using RGB-D cameras.%総合科学技術·イノべーション会議が創設する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)では,10の研究課題の一つに自動走行システムを取り上げている.内閣府がまとめた研究開発計画によると,自動走行システムの開発•実証の研究開発内容には,ITSによる先読み情報の生成技術の開発,センシング能力の向上技術開発,ドライバモデルの生成技術の開発などの項目が挙げられている.今後,自動走行システムが発達する際には運転者とクルマの間で権限の委譲の問題などが生じると予想され,人とクルマのインタフェースの研究,さらには車内のシーンの理解,運転者の感情理解の研究はますます重要になると考えられる.そのための入力デバイスとしては,現在ゲームやパソコン,携帯電話の入出力デバイスとして急速に発展しようとしているRGB-Dカメラが重要な役割を果たすだろう.