あの曰の口紅

摘要

私には大切にしている一本の口紅があります.大事な 発表をするときにいつもポケットに忍ばせている私のお 守りです. 学生フオーミユラでは電装班に所属し，人前で話をす るのが苦手で，黙々と作業をこなしていく，あまり前に 出ないタイプの人でした.そんな私の所属するチーム は，年々順位を上げる勢いのあるチーム.前年は7位. 今年こそ表彰台に！と臨んだ2008年はマシンリタイ ァにより30位でした.悔しくて涙が止まりませんでし た.自分の作業は一所懸命やったけど，チームとして改 善すべきだと思っていた部分には結局何もしなかつたか らです.3年生だった私は決意しました.研究に専念す るためにも，学生フオーミュラは2009年の大会が最後. もう後悔なんてしなし、後輩にもこんな思いはしてほし くない.私がチームを変えてみせる.そして自ら手を挙 げてマネジメント班のプレゼン担当になりました.