高機能フッ素樹脂フィルムが北京五輪施設に採用

摘要

旭硝子は，2008年8月に開会式を迎える北京五輪のメインスタジアムとなる「国家体育場」の屋根部分，ならびに水泳会場となる「国家遊泳中心」に使用されるフッ素樹脂（ETFE）フイルムを受注し，供給を開始した。それぞれの特徴的な容貌から，国家体育場は「Bird's Nest（鳥の巣）」，国家遊泳中心は「ウオーターキューブ（［H_2O］~3）」の愛称で呼ばれ，北京五輪開催に向けて，現在，建設が進められている。国家体育場では約5万m~2，国家遊泳中心では約30万m~2のフッ素樹脂フイルムが使用される予定である。