情報化施工技術で建設現場生産性向上

摘要

戸田建設は，少子高齢化に伴う建設作業員の減少を見据え，建設現場の生産性向上を目指し，情報化施工技術の開発を進めている。その方策の一つとして「鉄骨柱の自動計測·建入れ調整システム」を開発した。当システムを活用することで，鉄骨柱の建方時に計測器の盛替えなしに，複数の鉄骨柱の位置計測と建入れ調整を1か所から自動的かつ短時間で高精度に行うことができ，生産性向上に寄与する。これまでに形状·規模の異なる5現場で適用し，舰を重ねた。