出島表門橋のコミュニケーシヨン：時間を超えた価値·物語を紡ぎ出すために

摘要

一般的に現代の公共工事は関心を もたれないか，反感をもたれることも 多い。本計画でも設計開始時点では， 大半の市民は計画を知らない状態であ った。一部の閨心がある人たちには， かっての石橋の復元を望む声が多かっ た。橋長4.5mの石橋の復元という声 には応えられないため，逆風の中での 設言十のスタートであった。新しい橋は まだ歴史をもっていないが，いずれ出 島の歴史の一部になれるかどうかは， 人びとの関心と愛着の醸成が鍵になる と考えた。