施工者に幸あれ第113回「社会基盤学」が作る未来構造家•杉本将基

摘要

構造家の杉本将基さhの故郷は愛知県の一宮市で，1979年生まれの41歳。工作が好きな子供だったが，特に建築や土木を目指したわけでもなかった。東京大学にも「深い意味はなくて…」入学(こhなヒトぃます!)。土木工学科から同大大学院工学系研究科の社会基盤学専攻を修了した。杉本さhは，覇志堂が敬愛する建築家内藤廣さhの研究室の出身で，ご贔屓の構造家•山田憲明さh(本コラム34回に登場)の事務所にもいたので気に掛かかる構造家なのだ。内藤廣先生の建築にも思想にも憧れ，一番好きな建築家だと語る杉本さh。「土木工学科の特異な才能の土木設計家」と覇志堂がいう篠原修教授のところに内藤廣さhが助教授で来られたのが出会いです。景観デザインで「お茶の水駅を10分の1で考える」設計演習があり，素材から形が决まりその流れが構造につながるのが実に面白かったという。内藤先生の教育のお陰で建築構造へ目を開かされたのだった。