空間設計、都心のオフィスビルの屋上をテナント向けサービス空間にリノベーション

摘要

大阪市内には、1960年代に建てられたオフィスビルが数多く残っている。一見名もなき建物だが、「共用部の空間にゆとりがあり人間味にあふれる」と潜在力を見出したのが、空間設計（大阪市中央区）だ。トイレ、階段、エレベーターホールの改修を依頼された丸忠第三ビル（築40年）で、ビルオーナーの理解も得て屋上空間のリノベーションに着手。「空調機の配置を変えるだけで有効利用できる面積が増える。