星のや竹富島ランドスケープデザイン

摘要

竹富島の6.7haの敷地に、分棟型の客室48棟と、レセプション棟、ラウンジダイニング棟、スパ棟、プールなどの施設がランドスケープと共に配されているリゾート。建物は既存集落に基づいた設計、路地部分は総延長4.4kmに及ぶ石垣（工事の際に掘り出された現場の石灰岩）が伝統工法を用いて手作業で積まれている。竹富島の文化や景観·美観、自然環境を生かし、既存のガジュマルを残したり、森の再生を図るなどし、ランドスケープは中世期の城（グスク）型などを参考に、散策できる空間をつくり出している。