摘要
要旨
1 はじめに
2 『元亨釈书』に見られる歴史叙述と「本朝意識」
2.1 十科の配列と機能
2.1.1 伝智科の内容と機能
2.1.2 慧解科の内容と機能
2.1.3 浄褝科の内容と機能
2.1.4 感進科の内容と機能
2.1.5 忍行科の内容と機能
2.1.6 明戒科の内容と機能
2.1.7 檀興科の内容と機能
2.1.8 方応科の内容と機能
2.1.9 力遊科の内容と機能
2.1.10 願雑科の内容と機能
2.2 资治表の内容と機能
2.3 十志の内容と機能
2.4 虎関の修史観
2.4.1 『元亨釈書』の体裁と内容—模倣と創造
2.4.2 『元亨釈書』の歴史機能
3 『元亨釈书』における「本朝意識」の特徵
3.1 日本禅宗の優位性
3.1.1 「内」——褝以外の諸宗に対する優位性
3.1.2 「外」——中国褝宗に対する優位性
3.2 日本仏教の優位性
3.2.1 「内」——神道·儒教に対する優位性
3.2.2 「外」——中国·印度仏教に対する優位性
3.3 日本「国家」の優位性
3.3.1 「神国」
3.3.2 「仏乗繁茂」の「至治之域」
3.3.3 「我蕃」である三韩に対する優位性
4 『元亨釈书』にぉける「本朝意識」の根源
4.1 虎関と皇室との関係
4.2 仏法王法相依論
5 おわりに
参考文献
謝辞
学位论文评阅及答辩情况表