長支間特殊支保工を用いたPRC箱桁橋の施工

摘要

高松自動車道4車線化事業の一環で建設した吹田高架橋は，橋長415，OmのPRClO径聞達続ラーメン箱桁橋である。10径間のうち，PILP2径間は架橋下に河川および町道が交差し，P4－P5径間はJR高徳線が交差していることから仮設構造物の設置が困難であるため，仮桟橋などで使用する長支間の特殊トラス梁を用いた固定式支保工架設工法にて上部工施工を行った。本稿では，P1－P2径間の施工におけるトラス染の架設方法や解体方法およびたわみ管理方法について報告する。