一体感、高揚感などの情動を促すロボットUXのコンセプトの提案エンターテイメントロボットによるメンタルヘルスケアの可能性

摘要

うつ病はがhに次いで、社会的損失の大きな病気であり、国民の12人に1人が、現在精神疾患にかかっている。うつ病をはじめとする精神疾患は国民の多くが体験し、生活障害の最大の原因であり、また自殺の重要な要因であり、身体疾患を悪化させる。にもかかわらず、その患者の多くは十分な治療を受けていない現状がある。［1］そのような背景から、近年は、職場や学校において、メンタルヘルスに対する取り組みが行われている。しかし、多くの場合、メンタルヘルスチェックやカウンセリングといった対処療法的な対策であり、日常的なメンタルヘルス予防策を講じている例は多くない。